2021-04-14 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
委員御指摘の丹那トンネルは、東海道線熱海―函南駅間をつなぐため、大正七年に建設が開始され、昭和八年に竣工し、昭和九年に開通したものでございます。 この工事中の大正十三年頃から、トンネル直上の丹那盆地、あるいはその周辺の田代盆地や、そこまでの軽井沢集落等におきまして、渇水問題が発生したとされております。当時は、現在のような薬液注入等の止水技術が十分でなかったと承知をいたしております。
委員御指摘の丹那トンネルは、東海道線熱海―函南駅間をつなぐため、大正七年に建設が開始され、昭和八年に竣工し、昭和九年に開通したものでございます。 この工事中の大正十三年頃から、トンネル直上の丹那盆地、あるいはその周辺の田代盆地や、そこまでの軽井沢集落等におきまして、渇水問題が発生したとされております。当時は、現在のような薬液注入等の止水技術が十分でなかったと承知をいたしております。
また國立公園の利用性より交通の面を檢討いたしまするに、東海道線熱海、三島、沼津を起點として南下する各線は、汽車、電車、自動車によつて半島内の主要地點を結んでおります。いずれの地點よりするも、一度歩を進めれば途上隨所に展望開け、佳景に接し、變化刻々きわまりなく、いわゆる名勝地の局部的一地點にあらずして、半島全體が相關連する天然の公園を形成しておるのであります。